手作り豆腐

手作り豆腐『...世の中は、まめで四角で軟らかで、また老弱に憎まれもせず...』〜「豆腐のはなし」より

「自らお豆腐を作るようになって、改めて、お豆腐の美味しさに気づかされ、 大豆の種類や水、そしてニガリで豆腐その物の旨味は変わるという事をつくづくと知らされた。料理の不思議なところは、吸物なら“塩と醤油”と云うどちらも塩分の有る物どうしに、鰹出しがプラスされる事によって、ただショッパイだけではなく旨味と云うか上品な甘みが生まれる。お豆腐もあんなに苦いニガリを豆乳に入れることによって、甘みの有る物ができる。どうして、普通の豆腐屋さんはそんなに美味しいお豆腐を水に晒してしまうのだろう? 旨味も大豆の香りも水の中に逃がしてしまうのに? そんな疑問から雪花菜では国産大豆と国産ニガリだけで作り、水に晒さない美味しいお豆腐を知って戴きたいと毎日作り続けています。」
豆腐は〜 今から2,000年前の中国で漢の高祖の孫にあたる劉安によって 作られたと言われている。 豆腐は昔からいろいろな国で愛され、現在では世界中から 健康食品として注目されている。 豆腐は大豆のタンパク質を効果的に消化吸収しやすく、 人間にとって必要不可欠な必須アミノ酸を多く含み、何と言っても 安価で簡単に美味しく食べることが出来る。 また江戸時代のベストセラーとなった「豆腐百珍」を例に 取るまでもなくその料理のバリエーションの多さには驚かされる。

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